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大会長挨拶

第70回日本実験動物学会総会

大会長 杉山 文博

(筑波大学生命科学動物資源センター)

このたび、「公益社団法人日本実験動物学会」の定期大会である『第70回日本実験動物学会総会(大会)』を令和5年(2023年)5月24日(水)~26日(金)の3日間、つくば市のつくば国際会議場にて開催することとなりました。

つくばでの本大会開催はこれで3回目となります。第41回(今道大会長)、そして第60回大会(小幡大会長)がつくばで開催され、それから10年の節目である第70回大会をつくばで開催できること、たいへん光栄に存じます。第60回大会は人生に例えられ還暦での開催でありましたが、本大会は『古希』での開催となり、たいへんめでたく、本学会の益々の発展を祈念し、新たな気持ちで開催にのぞみたいと考えております。

本学会は、実験動物に関わる教育・研究に止まらず、実験動物を用いた最先端医薬品開発・高度医療技術開発、またそれらを支える実験動物の飼育や解析機器の開発から販売まで、幅広い分野の皆様により構成されております。そのような皆様が一堂に集い、語り合うことにより、本学会の目的である『実験動物学及びその関連領域の進展、普及を図り、もって我が国における学術の進展及び科学技術の振興に寄与』するものと考えます。そこで、本大会のテーマを「語ろう実験動物~より広く・より深く~」といたしました。

現在、上記テーマのもと、特別講演を2つ、学術集会委員会主催のシンポジウムを含め8つのシンポジウムを企画しております。また、LASセミナー、国際賞口頭発表、優秀発表賞口頭発表、一般口頭発表およびポスター発表を企画している他、例年同様に通常総会および学会賞受賞講演を行ってまいります。さらに日本実験動物器材協議会のご協力により器材展示も実施する予定であり、充実したプログラムとなるように鋭意準備しております。

是非、皆様とつくばにてお会いできることを楽しみにいたしております。