東海地方では2002 年の第 49 回大会（西村正彦大会長）以来実に 23 年ぶりとなる、第 72 回日本実験動物学会総会（なごや大会）を、2025 年 5 月 21 日（水）～ 23 日（金）の 3 日間にわたり、ポートメッセなごや（名古屋市国際展示場）にて開催いたしました。

　総会を開催するにあたり、これまで先人が築いてきた基礎研究を臨床応用へと発展させていくために、未来を支える若い世代がそれを引き継ぎ、より発展させることに期待を込め、メインテーマを「基礎研究から臨床応用へ、未来を支える力」とし、特別講演や大会企画を構成しました。

　特別講演で、末松 誠先生（実中研所長・慶應義塾大学名誉教授）と長船 健二先生（京都大学 iPS 細胞研究所 副所長）にお話いただいたのをはじめ、シンポジウム10企画、LASセミナー3企画、一般口頭発表56 題、ポスター発表130 題（優秀演題賞候補を含む）と、多岐に渡る情報を発信できたものと考えております。

　また、協賛企業・団体45 社、広告掲載23 社、ランチョンセミナー8 社（9 演題）、ホスピタリティルーム5 社、HP バナー掲載3 社、書籍展示2 社、スクリーン広告4 社、ネームホルダー提供1 社、コングレスバック提供1 社、飲料水提供2 社、器材展示77 社と、多くの企業・団体の皆様にご支援いただきましたこと、厚く御礼申し上げます。

　大会期間中は天候にも恵まれ、多くの皆様（1,350人以上）にご来場いただき、盛会裏に終了できましたことは、一重に皆様のご協力の賜物と心より感謝申し上げます。

　本学会が今後も医療・科学の発展に貢献し、さらなる飛躍を遂げますことを祈念するとともに、皆様の今後の益々のご健勝とご発展を心よりお祈り申し上げます。

　第 73 回沖縄大会で皆様と再会できますことを楽しみにしております。